活躍する先輩たちからのメッセージ

活躍する先輩たち

応用生命化学専攻・応用生命工学専攻を目指す皆さんへ

平口 遥香さん 2018年度 修士課程修了
Kikkoman Europe R&D Laboratory(オランダ)

私は、本大学の農学部生命化学・工学専修を卒業し、大学院では応用生命化学専攻に進学しました。 この専攻は、微生物学、有機化学、分子生物学、食品化学といった幅広い分野が集まっています。私はもともと生命科学全般に興味があり、学部生の時は講義や学生実験を通じて、農芸化学の幅広い分野を学びました。その学びの過程で、「毎日の食事で人の健康を増進することができないか」という理想を抱き、食品生化学研究室に所属することに決め、修士課程では肝臓における脂質合成の解明の一端を担う研究を行っていました。企業研究員となった今、研究室で培った専門性だけでなく、本専攻・専修で幅広く生命科学について学んだことが自身の仕事や他研究員の研究内容の理解に活きていると感じます。

私は今オランダにあるキッコーマンの研究所にて、食品・農業分野で著名なワーヘニンゲン大学と共同研究を行っています。修士課程に在籍中、専攻の提供する海外大学への留学プログラムに参加したのですが、そこで色々な国の学生とコミュニケーションを重ね、失敗の中で度胸を身に着けた経験が、海外での仕事や生活の面で大いに役立っています。また、オランダに来て多くの本専攻OB・OGの方々にお会いし、卒業生の進路の多様さ、海外での活躍ぶりを実感しています。このように在学中、そして卒業後も多くの人と繋がりを持てることが本専攻の魅力の一つだと思います。

これから修士課程に進まれる皆さんは、確固たる自分の将来像はまだ描けていないかもしれません。何かに一生懸命に取り組む中で、それまで見えていなかった物の見方・可能性に気づくことがあると思います。そのような気づきを経て、その時々柔軟に多様な進路を選んでいくことが、この専攻では可能であるということをお伝えしたいです。

新たな一歩を踏み出す皆さんの大学院生活が素敵なものになることを祈っています。