学生実験の内容
生命化学・工学専修では、実際の研究に直結し、今後必ず役に立つ学生実験を実施しています。実験は主に7つのパートに分かれており、各実験パートの終了時にレポートを提出してもらいます。
ガイダンス
(Ⅰ)全体ガイダンス
(Ⅱ)環境安全講習講座
(Ⅲ)マイクロピペット実習とpHメータ実習
1.コンピューター実習(2日間)
(Ⅰ)データの統計処理
(Ⅱ)バイオインフォマティクスの基礎
2.有機化合物の取扱いと合成実験(約5週間)
(Ⅰ)低分子有機化合物の精製・構造解析
(Ⅱ)有機化合物の合成
3.土壌・植物の取扱いと分析実験(約4週間)
(Ⅰ)水田土壌における還元状態の発達とイネの育成
(Ⅱ)分析方法
4.食品・動物実験(約5週間)
(Ⅰ)食品成分の分離・分析
(Ⅱ)動物取扱実験
(Ⅲ)動物培養細胞の取り扱いの基本操作
5.微生物学実験(約5週間)
(Ⅰ)微生物基本実験
(Ⅱ)放線菌の抗生物質生産とバイオアッセイ
(Ⅲ)大腸菌の生育と酵素の誘導
(Ⅳ)出芽酵母の接合
6.放射性同位元素取扱実験(8日間)
7.酵素生産と機能解析(約4週間)
(Ⅰ)大腸菌セルフクローニング系を用いたアルカリホスファターゼの生産
(Ⅱ)アルカリホスファターゼの精製と動力学的解析
(Ⅲ)ジャーファーメンターを使った生物工学的実習
(Ⅳ)タンパク質の結晶化