生命化学・工学専修で学ぶこと
生命化学・工学専修では、講義および学生実験により、農芸化学分野のバイオサイエンスを広く学ぶことができます。また、卒業論文研究を通して、専門分野を実践的に深く学ぶことができます。
バラエティーに富む講義
2年のA1A2には、農学の基礎的な専門分野を学ぶ講義科目である「農学基礎科目」とともに、農学を広い視野から俯瞰するオムニバス形式の講義科目である「農学総合科目(旧:農学主題科目)」が開講されます。3年および4年S1には、多くの「課程専門科目」が開講されます。 下図は各講義の内容を「講義対象」によっておおまかに分類し、開講時期とともにまとめたものです。個性あふれる教員が提供する「東大農学部オリジナル」な講義体系により、農芸化学分野のバイオサイエンスの基礎をしっかりと学ぶことができます。本年度の時間割(2年A1A2、3年S1SPA1、3年A2W、4年S1)もご参照下さい。
講義の流れ
充実した学生実験
生命化学・工学専修での「学び」に学生実験は欠かせません。 3年生では、月曜日から金曜日までの午後の時間(3限以降)はほぼすべて学生実験に充てられており、自分の手を動かしながら、さまざまな分野の基礎を学ぶことができます。 これほど多くの分野の基礎を、実験を通して学べる専修(学科)は世界中を探してもそうあるものではないでしょう。
研究室配属 — 卒業論文研究
4年生になると、基幹講座や、アグロバイオテクノロジー研究センターの協力講座に所属する研究室に配属され、卒業論文研究に取り組みます。これまでの学生実験が既に答えがわかったことを学ぶトレーニングであるのに対し、卒業論文研究は世界中の誰もが知らないからこそ行う「本当の」研究です。卒業前に研究成果を学会発表する4年生も少なくはありません。卒業論文研究を通して、多くの4年生がサイエンスの面白さを実感してくれることを期待しています。