学部卒業後の進路

生命化学・工学専修を卒業後の進路

大学院への進学

皆さんが4年生で配属になる研究室のほとんどは、大学院農学生命科学研究科の応用生命化学専攻と応用生命工学専攻に所属しています。したがって大部分の人は、大学院修士課程に進学する際に、両専攻の研究室を志望して受験しています。自分の将来への希望をよく吟味して、志望研究室を決めて下さい。 応用生命化学専攻と応用生命工学専攻では共通の入学試験を行います。どちらを受験するかは、希望する研究室の所属によるだけで、あとはとくに差がありません。2つの専攻は、講義も学位の審査も共通に行われています。 修士課程の入学試験では、一般教育科目、外国語、専門科目についての筆記試験があります。言うまでもなく競争試験ですので、しっかり準備して下さい。 大学院では、標準的には、修士課程を2年間、博士課程を3年間で修了することができます。 修士課程では、講義の内容はより専門的、実践的なものになります。一方、研究テーマは指導教員との話し合いで決まり、高度な実験技術の修得はもとより、研究者になるための資質を磨いていくことになります。 博士課程は、さらに高度な研究能力を身に付けていく段階です。講義はありませんが、自分で研究課題を設定し、それを解明していく能力を身に付けられるような研究に励んでください。国際的に評価される様な研究業績を挙げ、それぞれの研究分野で研究をリードしていけるようになることが求められています。 修士論文や博士論文の成果は、国内外の学術誌に報文として公表し、また国際学会や国内の学会等で発表することになります。

就職

農学部に届く求人は全て皆さんに公開されます。それ以上に、企業はインターネット等で採用情報を発信しています。したがって、これらをもとに自分自身で希望就職先を決定して就職活動を行うことになります。 ただし、学部卒業時で就職する人は極少数で、大部分の人は大学院修士課程へ進学しています。

就職先一覧 令和元(2019)年度~令和3(2021)年度