専攻概要

専攻の紹介

専攻概要・教育理念

応用生命化学専攻・応用生命工学専攻は、平成6年(1994年)に行われた大学院重点化による東京大学大学院農学系研究科の東京大学大学院農学生命科学研究科への改組にともなって、農芸化学専攻と、昭和62年(1987年)に設立された応用生命工学専攻が改組拡充されて誕生した専攻です。両専攻における大学院重点化は、生物科学を基礎におく生物生産科学、応用生命科学および環境科学を柱とする新しい学問体系を構築し、これを基盤とした国際貢献を果たすべく研究と教育が一体化できる組織作りを目指したものでした。

この方針に添い、平成10年(1998年)6月に応用生命化学専攻に農学の研究科・学部として全国で初めての寄付講座が開設されました。さらに平成28年(2016年)4月には農学部初の社会連携講座が開設されました。現在、両専攻に関係する寄付講座は7講座、社会連携講座は4講座、合計11講座に上ります。以上の教育体制に基づいて、両専攻では以下の教育理念を掲げています。

専攻の人材養成に関する目的、教育上の目的

応用生命化学専攻は、化学と生物学を基盤として、動物、植物などのさまざまな生物現象を解明する生命科学を展開するとともに、食糧や食品をはじめとする有用物質生産や人類の直面している環境問題の解決に積極的に寄与している。これらの分野において指導的立場に立つに相応しい人材を養成する。そのため大学院生には、最先端の研究に参加し、最新の知識と高度の専門技術を習得し、科学の発展と人類の福祉に寄与することの重要性を認識できるよう教育する。

応用生命工学専攻は伝統的な発酵・醸造技術を源流として特異な発展を遂げたわが国の微生物科学分野を継承する領域にあたり、最先端バイオテクノロジー技術を基盤として新たな生命現象の発見と解明、および成果の人類への還元を目的とした研究および教育活動を行っている。さらに構造生物学、バイオインフォマティックスなどの新領域と融合し、科学の急速な進展や変化に常に適応して最先端の研究を遂行、あるいは産業に役立てることのできる研究者・高度職業人を養成する。

学生受入方針(アドミッションポリシー)

化学・生物の基礎知識ならびに幅広い教養をあわせ持つとともに、生命現象の解明と生物の有する機能の応用に向けた研究に対する関心に加えて、将来、研究者あるいは教育者、高度の専門性を求められる職業の従事者として社会に貢献する高い理想と固い意志をもつ人材を広く受け入れる。