環境保全工学研究室

東京大学大学院農学生命科学研究科附属
アグロバイオテクノロジー研究センター

協力講座

環境保全工学研究室

研究室サイトURL
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/biotec-res-ctr/kampo/index.html

スタッフと連絡先

  • 野尻 秀昭 教授
  • 岡田 憲典 准教授
  • 水口 千穂 助教

主要な研究テーマ

  • 1. 1. 細菌の有用機能が発現するメカニズム・有用細菌が進化するしくみの解明
  • 2. 2. 環境中での細菌の振る舞いを決定するメカニズムの解明
  • 3. 3. イネが生産する抗菌性化合物の生合成経路の進化と機能メカニズムの解明
  • 4. 4. ゲノム編集を用いたイネ二次代謝産物生合成遺伝子クラスターの制御メカニズム解析

研究室メッセージ

環境・食糧問題の解決には、微生物や植物が持つ能力を有効利用することが必須です。そのためには微生物の特殊な代謝能力や植物の環境適応能力を分子レベルで正しく理解し、その情報を実用化研究へと応用することが欠かせません。本研究室では、細菌の環境中(集団内)での振る舞い・有用機能発現を決定するしくみを理解し、これに立脚して有用細菌をうまく使う手法を提案すること、植物が病害虫への抵抗性を発揮するしくみの進化を探究し、その知見を環境保全型農業へと応用することを主要な研究課題としています。これらの研究を、幅広い分野の研究手法を用いて学際的に行っています。最先端の基礎生物学的な知見を、どのようにして応用に結びつけるのかは研究チーム全員の旺盛な好奇心・探求心にかかっています。学生諸君の参加をお待ちしています。