【応用生命工学専攻】
生物分子工学大講座
基幹講座

主要な研究テーマ
- 1.機械学習などを用いたタンパク質の構造予測、相互作用予測、機能予測
- 2.分子シミュレーションを用いたタンパク質の動的構造と機能の解析
- 3.計算による人工タンパク質の創出
- 4.ゲノム情報解析、トランスクリプトーム情報解析
研究室メッセージ
私たちは、情報科学あるいはコンピュータ科学の手法を使って、生命現象の解明をめざす研究を行っています。いわゆるバイオインフォマティクスの研究が主体で、とくにタンパク質の配列から構造、配列と構造から機能を予測するインフォマティクス手法や分子シミュレーションは、私たちの研究の特徴の一つになっています。タンパク質の相互作用予測については、タンパク質とタンパク質、核酸、糖鎖、脂質、低分子化合物との相互作用について、相互作用するかどうかの予測、相互作用する部位の予測、ドッキング予測(複合体構造予測)の3つのアプローチから研究を行っています。用いる手法は、統計的手法、機械学習、独自の構造解析技術など多岐にわたっています。また、分子シミュレーションを用いた高精度のモデリング、詳細な相互作用や動的構造変化と機能の解析、フォールディング解析の研究を行っています。そのほか、超高速シーケンサを用いたゲノム情報解析、トランスクリプトーム情報解析も行っています。こうした研究は、複数の分野にまたがるもので、今後大きな発展が期待されています。新しい研究に積極的に取り組んでいこうという人を歓迎します。気軽に見学に来て下さい。