学部・専修

先輩からのメッセージ

「農2の魅力、お伝えします」

学部3年生
東平 征哉

 
この文章を読み始めたそこの貴方!まずは農2に興味を持ってくれてありがとうございます。活躍する(?)先輩として、農2の特色、そして魅力をできるだけ伝えていきたいと思います。
2Aセメスターで農学について幅広く学んだら、3年生から午後は毎日実験、というのが農2の大きな特徴です。座って聞いているだけでは得られない知識と実験の技術を、仲間とのグループワークを通して、楽しく学ぶことができます。植物、土壌、有機、微生物などの実験が終わるごとに、実験を担当する研究室が主催する飲み会が開かれます。飲み会では、気さくな教授やTAさんと真面目な話から不真面目な話まで、楽しいおしゃべりができます。ちなみに、日本酒醸造実験という非常に珍しい経験ができるのは、東大ではうちの学科だけです。

農2は五月祭で大活躍しているのはご存知でしょうか。毎年、3年生はビール園、4年生は利き酒、というお酒に関わる企画を開催します。特に利き酒は、日本酒について深く学ぶために有志で酒造見学をしたり、100を超える蔵元と連絡を取ってお酒を提供してもらったりと、プロを巻き込んだかなりの大イベントです。運良く(?)5月に成人していたら是非覗いて、農2の雰囲気を感じてみてください。

農2は農学部最大の人数を抱える専修であり、4年生になると40近い研究室に分かれて卒業論文を書きます。研究室がたくさんあるということは、進路が広いということです。2、3年生で植物、土壌、微生物、酵素、有機、食品など、幅広い農学の知識を学び、農学について具体的なイメージを持ってから、4年生で取り組む専門分野を決めることができます。現時点でやりたいことがはっきりと決まっていない貴方にも、農2は多くの選択肢を与えてくれます。

最後に一言。バイオサイエンスに興味がある、お酒が好き、友達がたくさん欲しい、進路がはっきり決まっていない、微生物が肉眼で見える、このうち1つでも当てはまった方には、農2がおすすめです!是非農2に来て、充実した農2ライフを送ってください。

「農2での学問も生活も、多様で充実!」

学部4年生(分子育種学研究室)
南 篤

 

大学では生命科学の研究がしたいと思い理2に入学したのですが、そういった分野を扱ういくつかの学部で進振りの際は迷っていました。その中から農学部生命化学・工学専修(通称農2)への進学を決めたのは、食品や微生物、植物、有機化学など多様な分野の勉強、研究ができることでした。進学後の2・3年ではこれらの分野について講義や学生実験で学ぶこととなり、多くの科目があるのは大変ですがどれも学びがいがあり、また私たちの実生活とも関連した学問で興味深く勉強することができました。学生実験も期間ごとに異なる分野のさまざまな実験をするため、それぞれ講義で学んだことと関連しており、研究室選びの参考にもなりました。

農2では、勉強や実験以外の学生生活も充実しています。約80人が集まる農2ではいろいろな人が集まってきますが、3年でビール園、4年で利き酒を企画する五月祭などを通じてすぐに仲良くなることができると思います。また、先生や先輩との距離も近く、学生実験の打ち上げや、研究室対抗のソフトボール大会もあります。駒場から離れ、知り合いの少ない学科での新たな生活ということで進学する際は不安もあるかと思いますが、こうした雰囲気の学科なのですぐに馴染めると思います。

4年になると研究室に配属され、卒業論文に向けて研究を行うことになります。私は現在分子育種学研究室に所属していますが、30を超える研究室があるのできっと興味を持てる研究室を選ぶことができると思います。私も講義や学生実験で興味を持った微生物について研究している研究室をたくさん回って見学させていただく中で、現在の研究室にお世話になることとなりました。研究面はもちろん、ソフトボールや飲み会などの生活面でも充実した研究室生活を過ごすことができています。

このように、勉強や研究も、また生活も、多様性があり充実していること、これが農2の特長だと思います。なんとなく生命科学系に興味があるという方ももちろんやりたいことがはっきりしている方も、新しい友人をたくさん作って学部での生活を送りたいという方も、みなさんと黄葉の美しい弥生キャンパスでお会いできるのを楽しみにしています。

「そんな君には農2がピッタリ」

修士課程2年(応用微生物学研究室)
中山 宗一郎

 

「農学部に入りたいのは山々だが、どの分野を勉強しようか具体的に決められない」、「部活やサークル、勉強、バイト全部全力で頑張りたい」、「多くの友人とともに楽しい本郷(弥生)ライフを送りたい」、と考えているキミ。キミはこの冊子を手に取れて圧倒的にラッキーです。だってそんなキミには農2がピッタリだから。

かくいう私も進学振り分けの時まさにこんなことを考えており、実際に農2に進学して過ごした4年間を振り返ると、あの選択は間違っていなかったと、楽しくもありときに悩ましい時も経験した様々な記憶とともに思う次第です。

農2、正式名称生命化学・工学専修では、微生物などのミクロな世界から食品など我々人間の生活、さらには地球環境といったマクロな話まで、幅広く「農学」をそれぞれ密に学べ、その上で30を超える研究室から自身の最も興味分野に近いところを選び、各々の研究に向かうことができます。

私は学部生時代、東大の中でも随一の厳しさを誇る運動会漕艇部に所属しており練習に明け暮れる日々でしたが、農2では3年生の時に午前中に座学、午後の時間が学生実験に当てられるカリキュラムとなっており、体系的、実践的に学を深める時間がしっかりと用意されているため無駄なく効率的な学習ができ、その点で部活との両立が可能となっています。

そして、なんといっても農2の良さは約80名という多くの仲間とともに生活できるところでしょう。ビール園や利き酒、卒業旅行にソフトボール大会など多くのイベントが存在し、その度に互いの親睦を深めることができます。先生方もそういったイベントに非常に協力的であり、専修全体で学生生活を楽しもうという雰囲気があります。これは他の専修・学科にはない特徴でしょう。

以上のような申し分のない特徴がありながら、長い伝統を持つことでも知られる農2。もう選ばない手はありませんね。みなさんのキャンパスライフが豊かなものになるよう心より祈っております。

卒業生

「まだ見ぬ未来に向かって」

平成25年度 修士課程卒業/キッコーマン株式会社 研究開発本部
戸塚 直哉

 

このガイダンスブックをご覧になっているみなさんは、多少なりともこの生命化学・工学専修(農2)に興味を持ち、そして進学先に大いに悩んでいるところだと思います。数年前、同じように悩みながらもこの農2を選択した先達の一人として、少しでもみなさんの参考になればと思い、この原稿を書かせていただきます。

学部2年の頃の私は、進学先でやりたいことについて明確な考えを持っていませんでした。バイオテクノロジーって面白そうだよな、と考え理科二類を志望した高校生の頃から大した進歩もないままに、進学振り分けの時を迎えてしまったというのが正直なところですが、同じような経験をされた方は案外多いのではないでしょうか。自分はどのような学問分野に興味があり、進学先で何を学びたいか、将来どのようなキャリアを形成したいのか。今の時点では容易に答えの出る問題ではなく、言葉は悪いかもしれませんがある意味では「行き当たりばったり」だよなあ、などと考えていました。

そんな私が農2を進学先に選んだのは、扱う学問分野が幅広く、自分の興味・関心の方向性を探りながら学べると考えたからです。ガイダンスブックのどこかに書いてあると思いますが(書いていなかったらごめんなさい)、3年生の授業はその大部分が学生実験に充てられ、有機・天然物化学や分子生物学、食品化学や微生物学など、農2で扱う様々な分野をつまみ食いのように体験することができます。雰囲気も決して堅苦しいものではなく、指導してくださる先生方や先輩方と気軽にコミュニケーションをとることができ、その中で自分に合った進路が見えてくるのではないかと思います。

このガイドブックをしげしげと眺めていた学部2年の時も、農2に進学して植物ホルモンの研究に打ち込んでいた時も、今の会社に就職して学生時代とはまるで異なる研究に従事している現在の姿など想像すべくもありませんでした。しかし、農2に進学し得られた知識と経験、そしてたくさんの人との出会いは、今の私を確かに支えてくれています。どんな選択にも不安はつきものかもしれませんが、まだ見ぬ未来に向かって、みなさんも農2で新たな一歩を踏み出してみませんか?

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