【応用生命化学専攻】
協力講座
食の安全の研究推進を目的として、農学生命科学研究科に食の安全研究センターが設立され、当研究室が開設されました。
腸管は摂取した食品と接する、最大級の免疫器官となっていますが、当研究室では、腸管免疫系の応答機構、特に食物アレルギー・炎症の発症・抑制機構、およびIgA抗体産生等の感染防御機構の解明に取り組んでいます。また食品成分の免疫・アレルギー調節作用や、腸内細菌、加齢の免疫応答への影響に関する研究も行っています。
アレルギー抑制、感染防御能増強といった免疫制御により食の安全性を高められると期待されます。腸管免疫系の応答機構を解明することにより、こうした免疫制御の標的を明らかにしたいと考えています。